『書き付け帳』は、3月1日をもって、http://kakitsuke.com/に移転いたしました。

お手数をおかけしますが、リンク・ブックマーク等の登録変更をして頂くようお願い申し上げます。

 私の中の好奇心の割合がコンマ以下になり、ただ無情感が募るのみの日々を送っていましたが、徐々に好奇心が舞い戻って来たので、このたび更新を再開する事に致しました。

最近、ケータイ小説が再びブームになっているので、好奇心ついでに少し読んでみました。
 感想:カタカナが多い。空行が多い。
 教訓:悲劇が起これば、すべての行いが美談になる。
「批判ばっかりしてるけど、お前には書けるのか」と言われると返答に苦しむので、フォローを入れたいのですが、とっさに思いつかないので、後日にしましょう。次は、ライトノベルを読んでみたいですね。


 さて、話は一転。最近、動画投稿サイトを良く見る。(受験生にあるまじき行為なのは重々承知しているけれど、「すべての行動と そこから得られる知識は、長期的には確実に有益だから」と正当化している。)ニコニコ動画というサイトがあるのだが、そこに投稿された動画では、再生と同時にコメントが流れる。コメントされたのと同じタイミングでコメントが映るのだ。

 投稿者の手を放れても、コメントは意図したタイミング通りに表示される。そのシステムを初めて見た時は、さほど衝撃は受けなかった。けれど、「さも今 書き込まれたかのように見える」錯覚の意味に気づいたとき、鳥肌が立った。もし相手が今はこの世にいなくとも、同じ時間を共有していると錯覚してしまうんだ。怖い、そして切ない。さすが今年のグッドデザイン賞を受賞しただけある。


 一月近く投稿をしていなかった(=文章を書かなかった)ので、稚拙な文になってしまっている事および、こんなリハビリテーションに皆様を付き合わせてしまった事をお詫び申し上げます。それでは。


2010.2.24追記
 うわっ、堅苦しい。そして痛々しい。

 最近になって、『ニコニコ生放送』とか『UStream』とか動画生放送サイトが増えてきたけど、僕みたいなおじさんにはハードルが高すぎる。

 やっぱり、Windows付属の『サウンドレコーダー』で1分以内のWAVEファイルを録音して、FTPでサーバーに転送するってのじゃないとさ。
 ……って、んー、もはや化石だな、こりゃ。

 ふいに、今で言う『学校裏サイト』を運営してた過去を思い出して、寒気がした。もしかして時代が時代なら、私がいじめの加害者になっていたのかもしれない……と考えると、怖さもあるが「時期を見誤ったな」という残念さも残って余計怖い。

だから出来れば、この過去には触れたくないのだけれど、2000年代前半の小中学生のネット事情を振り返る重要な機会だとも思うので、ちゃんと向き合って考察することにした。


さっそく、メールボックスをひっくり返して、当時のメールを探し出す。

送信日時は、2003年7月28日
件名は、「3C 用メーリングリスト」

以下、本文。

題名の通り、メーリングリストを作ろうと思ってます。
参加したい方は、私までメールください。
一応、携帯からでも送受信できるので、新学期からはかなりの参加者が見込まれ……る?
別に、[学校裏サイト名]が主催する訳でもないので、このリストだけの参加もいいことにします。
一部改変

中学3年の夏休み。
高校受験に忙しいはずなのに、私はなにをやっていたのでしょう。


そもそも、どうして そんなサイトを運営したんだろう。

時系列を巻き戻すと、小学校高学年のとき(1999年頃)に「ネッ友」という言葉を周囲で流行らせようとしていた事を思い出す。確か「インターネットを使って、今まで接点の無かった同級生とも仲良くなろう!」という意味だった。

ちょうど、友人とインターネットラジオを始めた頃で、インターネットという新たなメディアに対する興奮を皆と共有したかったんだろう。もしくは世紀末(=ノストラダムスの大予言[=地球滅亡])を前にしての終末感から「地球が消えても、仮想空間で生き続けようぜ!」とでも思ったのか。そこまでは覚えていない。結局、技術不足で計画は頓挫した。


そして3年後、計画は実現に移されたのだ。その頃には、もう駅前でADSLモデムが配られるようになり、安価で常時接続環境を利用できるようになっていた。

サーバーを借り、掲示板やチャットのCGIをアップロードして、最終的にはパスワード制限もかけた。近い友人に話を伝え、興味を持ってくれた相手にURLとパスワードを教える。参加者は10人前後だっただろうか。学校から帰ったら、まずパソコンを立ち上げて、メッセンジャーソフトを起動して、オンラインの参加者に「いまからチャットに行かない?」と声をかけていた。子供は風の子、表で遊べ!

いま『学校裏サイト』というと、大抵はケータイ向けのサイトを指すけれど、その時のサイトはパソコンでしか接続できなかった。まあ、携帯電話のパケット定額プラン自体がサイト開設の数ヶ月前に誕生したばかりだったので、携帯電話からの接続は(中学生にとっては)現実的ではなかったんだろう。

そして、冒頭のメールだ。本文によると、当時の中学3年生に携帯メールは普及してる。ただ、先述のようにパケット定額制は普及してないので、「メーリングリストで雑談(=自分に無関係なメールも受信する)」という用途に携帯メールは適さなかったんだろう。結局、一度も利用しないまま、メーリングリストは閉鎖された。

こうやって振り返ると、かなり危ない橋を渡っていた事がわかる。実際その翌年には、チャットでの口論が原因で長崎の小学生が同級生を殺害するという事件が発生する。


……と、ここまで『学校裏サイト』の成立を取り巻く環境変化について書いてきたけれど、まだまだ核心にはたどり着けていない。核心とは「学校生活のはけ口としての『学校裏サイト』」の成立過程だ。私の場合は あくまで「クラスの壁を取り払って、皆と仲良くなりたい」というプラスな動機からのサイト開設だったんだけれど、今の『学校裏サイト』は「イヤなヤツの悪口言い合って、連帯感強めよーぜ」というマイナスな動機からの開設に思えて仕方がない。

んー、どこで方向転換しちゃったんだろう? すごく気になるけれど、それを考え始めると、また2時間コースになってしまうので(ちなみに当記事は 3時に書き始めて 現在5時)、また思い出したら長ったらしく書き綴ることにします。それでは、また。


P.S.
1700字も書いちゃったので、適当に読み飛ばして下さい(と、文末に書いてもラフランス[=洋梨=用無し])。んー、頭がおかしい文章だけれど、これまで。


2010.2.24追記
 最後の1行が無けりゃ……ああ、残念な事この上ない。

 とりあえず言えるのは、僕たちの小さかった頃はインターネットがそれほど普及していなかったって事と、それで良かったって事。
 現実社会の人間関係だけじゃなくて、ネット上でも人間関係に気を遣わなきゃいけないなんて、最近の小中学生がかわいそうで仕方有りません。